近年、住宅業界では「スペパ(スペックパフォーマンス)住宅」と「コスパ(コストパフォーマンス)住宅」という2つの考え方が注目を集めています。これは高性能な設備を備えつつ、経済的な負担を抑えながら快適な暮らしを実現する家づくりの考え方となります。本記事では、「スペパ・コスパ住宅」について詳しく解説します。
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高性能設備とコスト管理を組み合わせ、快適で経済的な家を実現するスペパ・コスパ住宅を解説します。
「スペパ住宅」とは、最新技術や高性能設備を取り入れることで住みやすさや快適性を最大限に高めた住宅のことになります。特に、省エネ性能や耐震性、断熱性に優れた設備を導入することで長期間にわたって快適な住環境を維持することができる住宅になります(スペパには「スペックパフォーマンス」と「スペースパフォーマンス」の2つの意味がありますが、今回は「スペックパフォーマンス」として記載していきます)
「コスパ住宅」とは費用対効果を重視して初期投資や維持費を抑えつつも快適な生活を実現する住宅のことです。例えば、メンテナンスが少なく済む外壁材や光熱費を抑えられる断熱材などを導入することで長期的なコストを削減できる住宅になります。
最新の設備を活用することで、快適性を高めつつコストを抑えた最新設備で叶えるスペパ・コスパ住宅のおすすめアイテムをご紹介します。
近年、浴槽の自動洗浄機能を備えたシステムバスが増えています。ボタン一つでお湯を抜いた後に自動で洗浄してくれるため、家事の手間を減らし、節水効果も期待できます。ただし、常に自動洗浄のみで清潔な状態を保つことはできる設備ではありません。メーカーからは週に一度程度、手洗いが推奨されているため注意が必要です。
高断熱素材を使用することで断熱性能が向上し、室内温度を一定に保ちやすくなります。そのため冷暖房費を削減することができます。さらに、外気の影響を受けにくいため冬場の結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。また、断熱性能を高めることで防音性の向上にもなり、外の騒音が気になりにくい快適な住環境となります。
近年では、花粉やウイルスを除去するフィルター付きの換気システムが人気です。一般的な壁付けの給気フィルターは簡易フィルター(防虫フィルター・花粉フィルターなど)が付いていることが多いのですが、天井埋め込み型の換気システムでは高性能フィルター(HEPAフィルター・活性炭フィルターなど)を搭載することで花粉やPM2.5をより効果的に除去し、清潔な空気を室内に取り込むことができます。ダクトを使って機械排気を効率的に行い、家全体の空気の流れを整えることで、壁付けタイプに比べて空気のムラを減らせるメリットがあります。
ジェネリック建材とは、有名メーカーの高性能建材と同等の性能を持ちながら、価格を抑えた製品のことです。例えば、ジェネリックフローリングや壁材を使用すれば、デザイン性を損なわずにコスト削減が可能です。また、近年では環境負荷の低い素材を使用したエコなジェネリック建材も登場しており、持続可能な住宅づくりにも貢献しています。さらに、メーカー品と比較して供給が安定しているため、納期の短縮にもつながるというメリットがあります。しかし、ジェネリック建材を選ぶ際には、品質や保証内容を確認するようにしましょう。住宅会社としっかり相談し、適切な製品を選定することでコストを抑えつつ高品質な住宅を実現できます。
長期的に快適で経済的な暮らしを実現する工夫を紹介します。
太陽光発電システムと蓄電池を併用することで昼間に発電した電気を夜間にも利用でき、電気代を削減できます。補助金を活用すれば初期費用も抑えることができます。ただし、太陽光パネルと蓄電池を採用するためには多額の初期費用と数年後のメンテナンス費用のことを考えなければいけません。予算との兼ね合いを担当者に相談して、支払いに対して負担が大きくなりすぎないようにしましょう。
外壁や屋根は耐久性が高くメンテナンスが少ないものを選ぶことで長期的なコスト削減につながります。例えば、ガルバリウム鋼板の外壁材はメンテナンスの回数を少ないことが特徴です。また、セラミック塗装を施し、耐候性の高いフッ素塗料を使用することでガルバリウム鋼板はさらに性能が向上し、塗り替えの頻度を減らすことができます。加えて、軽量な屋根材(例:ガルバリウム鋼板)を選ぶことで耐震性能も向上し、将来的な補修費用の削減にもつながります。
国や自治体の住宅支援制度を利用することでコストを抑えて新築住宅を建てることができます。例えば、長期優良住宅認定を取得すると補助金が受けられます。そして愛知県では省エネ性能の高い住宅への補助金制度があり、新城市や豊根村、東栄町、設楽町、豊川市でも独自の支援制度を実施しています。豊根村では新築費用に対して最大100万円の補助が受けられ、新城市ではリフォームを含めた助成金制度があります。また、東栄町では地域材を活用した新築住宅に対し最大150万円の補助があり、豊川市ではまちなか居住促進補助金として固定資産税相当額の補助が受けられます。設楽町では、若者定住対策の一環として、令和3年4月から条件を満たした方に対して補助金(上限200万円)を交付しています。国や各自治体の補助制度を活用することで、よりお得に新築住宅を建てることができます。
賢く家づくりを進めるためには、知っておくべきポイントがいくつかあります。光熱費の削減方法やメンテナンスの工夫、コストダウンの方法など、家を建てる際に役立つ情報を紹介します。
単に高性能な建材を採用するだけでなく、適材適所で異なる素材を組み合わせることでコスト削減に繋がります。例えば、外壁の一部にコストを抑えたジェネリック建材を使用しながら、汚れやすい部分には耐久性の高いタイルやガルバリウム鋼板を採用することで、バランスの取れた設計となります。
住宅の間取りによっては冷暖房の効率が悪くなることがあります。例えば、吹き抜けのある家は開放感がある一方で冬場の暖房効率が下がりがちになります。そのため、天井にシーリングファンを設置したり、空調の流れを考えた間取り設計をすることで冷暖房のムダを減らし、省エネにつなげることができます。
住宅設備は長期間使用するため、保証やメンテナンスプランを事前に計画しておくことで急な修理費用に対応することができます。メーカーごとに長期保証制度や定期メンテナンス契約が用意されているため、設備導入時にしっかりと確認するようにしましょう。例えば、給湯器やエアコンなどは通常10〜15年で交換が必要ですが、延長保証を付けることで修理費を抑えることができます。また、太陽光パネルや蓄電池などの設備も定期点検を受けることで長持ちさせることができ、それが結果的にコスト削減につながることでしょう。
「スペパ・コスパ住宅」は、高性能な設備とコスト管理を両立することで長く快適に暮らせる家づくりとなります。最新の設備や素材を活用し、補助金や省エネ技術を取り入れることで理想の住まいを実現しましょう。新築を検討中の方は、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。
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