中庭のある家は防犯に強いって本当?効果と注意点、対策方法まで解説

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中庭のある家は防犯に強いって本当?効果と注意点、対策方法まで解説

「中庭のある家」というと、オシャレで開放感のあるイメージを持つ方が多いでしょう。しかし中庭は住まいの雰囲気や快適性だけでなく、防犯面にもメリットがあると言われています。
外から直接見えない場所で光や風を取り込めるため、道路側や隣家側の窓を減らしても明るい家にすることができ、その分、侵入経路を減らすことができます。
とはいえ、設計を誤ると逆に“侵入後に隠れやすい場所”になってしまう可能性もあります。また、中庭は建物の形状が複雑になるため、建築費用が高くなる傾向にあります。
今回の記事は、中庭のある家が防犯にどう役立つのか、その効果と注意点、さらに安心して暮らすための対策まで解説します。

中庭が防犯に対してプラスになる理由

中庭とは建物の中央や内部に作られる屋外スペースで外部から直接アクセスできない構造になっています。この特徴が防犯面での大きな強みであり、次に紹介する具体的なメリットにもつながります。

外から侵入しにくい構造

中庭は建物に囲まれているため、外から入るには必ず建物内部を通る必要があります。つまり、不審者が中庭にたどり着くには目立つ行動を取らざるを得ず、侵入のハードルが大きく上がります。
また、中庭の存在により道路側の窓を減らすことができるため、窓からの侵入リスクを軽減しやすくなります。さらに外周部の壁面は防犯性の高い窓や扉を採用することで家全体の安全性を高める効果も期待できます。

中庭のある家のパース

家の中から常に見える

部屋や廊下から中庭全体を見渡せる設計にすることで、仮に不審な動きがあったとしてもすぐ気づくことができます。日常的に中庭へ自然と視線が向かう環境は見張られているという心理的圧力を与え、侵入者の行動をためらわせます。
さらに、住人同士の声かけや確認もしやすく、異変があればすぐに共有・対応できる体制をつくりやすくなります。
たとえば、郵便や宅配の受け取り時にも中庭越しに玄関の状況を確認でき、来訪者や作業員の動きも自然にチェック可能となります。
こうした日常の見守り習慣が積み重なることで防犯抑止効果はより高まります。

中庭のある家の施工事例

中庭の注意点とデメリット

防犯に有利な面がある一方で課題となる面もあります。
ここからは、その代表的な注意点見ていきましょう。

侵入後に隠れやすい

外から見えない分、侵入されると発見が遅れる可能性があります。そのため、どの部屋からも中庭を見渡せるような窓の配置や影になる部分を極力減らす設計が重要となります。
夜間には暗がりを残さない照明計画を行い、人感センサーライトやタイマー式ライトを活用することで不審者が長時間とどまれない環境をつくることができます。

デメリット

建築費用が高くなりやすい

中庭のある間取りは、コの字型やロの字型などの壁や屋根の面積が増えやすい形状になることにより、構造が複雑化し、施工に手間がかかり、材料の種類や数量も増えることになります。
その結果、材料費や施工費がかさみ、さらに工期が長引く可能性もあるため、予算計画の段階で十分な検討が必要です。

お金

防犯性を高める中庭づくりのポイント

日常生活の中で中庭を安心して活用できる状態にするためには、家づくりの設計段階から防犯対策をしっかり組み込むことが大切です。
ここからは、防犯対策の具体的な工夫をご紹介します。

見通しの良いレイアウトにする

部屋や廊下から中庭全体が見えるように窓を配置します。また、視線が届く範囲を広げるために窓の位置や高さを工夫するとより効果的です。
高すぎる植木や壁で視界を遮らないようにし、植栽は腰高程度に抑え、壁やフェンスは風通しと見通しを両立できるデザインを選びましょう。

見通しの良いロの字の間取りレイアウト

侵入経路を制限する

中庭に外部から直接入れる門や扉は極力設けないようにします。どうしても設置が必要な場合は、施錠機能がしっかりした鍵付きゲートや丈夫なフェンスを採用し、外からの視認性を確保して死角を作らない工夫を行いましょう。

注意点

照明と防犯設備の設置

夜間は人感センサーライトを設置し、暗がりをなくしましょう。
照明は足元だけでなく壁面や植栽周辺にも配置し、影ができにくいように計画すると効果的です。さらに、中庭側にも防犯カメラや録画機能付きインターホンを設け、映像をスマートフォンやモニターで即時確認できるようにすれば安心感が一層高まります。

空き巣対策

中庭とプライバシーの関係

中庭は、防犯性とともにプライバシー確保にも大きく貢献します。外部からの視線を遮りつつ光や風を取り入れることで安心感と快適性を両立できます。
ここからは、そのための工夫や注意点をご紹介します。

塀や植栽で視線を遮るときの注意点

プライバシーを守るために塀や植栽を高くする方法は効果的ですが、高すぎると死角が増え、防犯面では逆効果になる場合があります。腰高程度の植木や、目線を遮りつつ上部を開放したフェンスなど、視線のコントロールと見通しの確保を両立させる工夫が大切です。

住宅街の写真

見通しと通風を両立するフェンスデザイン

完全な壁よりも格子状やスリット入りのフェンスを採用すれば、風や光を通しながら外部からの視線を遮れます。こうしたデザインは、外からの侵入を心理的に抑止しつつ、中庭内の快適性も確保できるため、プライバシーと防犯を同時に叶えます。

フェンス

中庭のある家に向いているライフスタイル

中庭の魅力は防犯性やプライバシー性だけではありません。ライフスタイルによっては日常をより豊かにする空間として大きな役割を果たします。
ここからは、中庭が特に活躍する暮らしのスタイルをご紹介します。

子育て世帯での活用例

中庭は、外部から隔離された安全な遊び場として理想的です。道路に面していないため、子どもがボール遊びや水遊びをしても安心です。さらに、家事をしながら中庭の様子を確認できるため、常に目を配れる環境が整います。

中庭の家

ペットとの暮らしにおけるメリット

犬や猫などのペットにとって中庭は安全で安心できる外遊び空間になります。
外の車や通行人による騒音や刺激によるストレスが少なく、のびのびと過ごすことができ、また、外出せずとも十分な日光浴や運動ができるため、ペットの健康維持やストレス軽減にもつながります。
さらに、塀やフェンスで囲まれていることで脱走の危険性を減らし、飼い主も安心して見守ることができます。

中庭にペット

まとめ

中庭は外部からの侵入経路を減らし、室内からの見通しを確保できるため、防犯性を高めやすい空間です。さらに、光や風を効率よく取り入れながらプライバシーも確保できるという快適性も兼ね備えています。
一方で、デザイン性と安全性を両立できる魅力がある反面、建築費用が高くなりやすく、さらに防犯面では設計によって侵入者の隠れ場所になってしまう可能性もあります。
こうした点を踏まえ、家づくりを計画する際は、防犯・快適性・予算のバランスを意識し、必要に応じて担当者のアドバイスを受けながら進めることが大切です。

中庭のある新築

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代表 新木正明

伸和建設株式会社 代表取締役社長 新木 正明
創業 昭和33年地元東三河の公共工事を担ってきました。
また戸建て住宅の建築、リフォーム、リノベーションなどの施工実績も多くさせていただいております。
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