子育て終了!老後のために建てる平屋のポイントを解説!【動画あり】

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子育て終了!老後のために建てる平屋のポイントを解説!【動画あり】

家を建てるタイミングは人によって様々ですが、子育て終了後に自宅を新築、建て替え、リフォームするケースもあります。60歳を超えてから家を建てる場合、2階建てよりも平屋の方が管理もしやすく適していると言えます。そこで今回の記事ではシニア世代が暮らしやすい平屋を建てるためのポイントを詳しく解説します。

平屋の間取りを決めるチェックポイント

はじめに、平屋の間取りを決める際のチェックポイントを紹介します。同じシニア世代でも家族構成や住んでいる場所、自宅の使い方で適した間取りは異なりますのでぜひ参考にしてください。

自宅を使う人数をチェック

夫婦2人暮らしでも、子供世代が宿泊する機会が多い場合は3LDK以上の間取りがおすすめです。逆に子供世代が家に宿泊する機会がほとんどない場合や、来客も少ない場合は2LDKや1LDKの方が管理しやすいでしょう。

夫婦で住宅会社と商談している

家での過ごし方をチェック

夫婦それぞれが自分の時間を大切にしたい場合は、個室を1つずつ作ると良いでしょう。シニア世代になると寝室をわける方も多いため、寝室兼趣味の部屋として活用すると良いでしょう。寝室は一緒の方が良い場合は、主寝室を別に作る方法もあります。
そこまでしっかりと部屋を分ける必要がない場合は、アコーディオンカーテンや襖などで広い部屋を仕切られるようにすると使い勝手が良い家ができます。

リビングでの過ごし方

10年後の生活を想像する

60代はまだ元気でも、70代、80代になると立ち振る舞いが不自由になったり介護が必要になったりします。「子供や孫がいつでも遊びにこれるように」と広い家を作ると管理が大変になる可能性があります。
また、トイレやお風呂を広めに作ったり、寝室の近くにトイレや洗面所、お風呂など水回りをまとめた間取りにすると高齢になってからも暮らしやすい家になるでしょう。

リビング

シニア世代が暮らしやすい家を作る注意すべきポイント

シニア世代が暮らしやすい家を作るには、間取りだけでなく設備や家の性能にも注意しなくてはいけません。
ここでは、より暮らしやすい家を作るための設備や性能の選び方を紹介します。

断熱性が高い家は暮らしやすい

断熱性が高い家は、冬は暖かく夏は涼しく過ごせます。また、部屋と廊下の温度差も少なくなるので、ヒートショックの予防になります。高齢になるほど、温度差が体に与える影響が大きくなりますので、断熱性が高い家を設計してもらうようにしましょう。また断熱性能を高めた家には補助金が利用できますので、国・自治体のホームページをチェックすることをお勧めします。
2024年に活用できる税制や補助金についての記事はこちらをご確認ください。

掲載記事:2024年に活用できる住宅税制と補助金を紹介
https://ponta-house.net/media/kiji.php?n=148

間取りのパース

バリアフリーを意識した家づくりをする

高齢になると若い頃には気にならなかった段差に躓(つまず)くようになり、階段の上り下りも大変になります。シニアになってから家を建てる場合はバリアフリーを意識した設計にすることをお勧めします。
バリアフリー設計には、建物だけではなく外構にも注意しましょう。例えば、門から玄関まで玉砂利敷きだったり凸凹があるタイルを敷きつめたりすると年を取るほど躓きやすくなります。また、玄関を狭くしてしまうと車いすになった場合に出入りがしにくくなります。家を建てる際はバリアフリー設計の経験が豊富な自由設計の住宅会社を利用することをお勧めします。

段差のある外構

相続のことを考えて家を建てる

シニアになってから家を建てる場合、相続のことを念頭に入れて家づくりを進めていきましょう。例えば、子供が家を相続するのであれば、夫婦の意見だけではなく、子供の意見も取り入れて家の設計をする必要があります。実際に住む親の意見を優先したとしても、相続後に簡単に改築できる設計にしておけば安心して相続できることになるでしょう。子供や孫が家を相続する可能性が低い場合は、資産価値が低くならないような設計にするなど、付加価値をつけた住宅を建てておくと、買手がつきやすい傾向にあります。

税金

シニア世代が暮らしやすい間取りの家を建てるポイント

最後に、シニア世代が暮らしやすい間取りにするためのポイントを紹介します。間取りに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

夫婦で譲れないポイントを出し合って相談する

夫、もしくは妻の意見だけを尊重して家を建てると、どちらかに不満が残ります。それぞれ譲れないポイントを出し合った上で間取りの相談をしましょう。譲れないポイントを書き出して建築士や工務店、ハウスメーカーの担当者に相談すると夫婦の意見に合った最適なアドバイスを受けやすくなります。

夫婦で担当者に相談している

予算の上限を決める

シニア世代は住宅ローンを組めても10~15年が限界です。住宅ローンは80歳まで組めますが、可能ならばある程度体の自由が効く70歳までに返済完了できる計画を立てた方が安心できます。そして建築費が高くなりすぎると、住宅ローンの審査が通らない恐れもあるでしょう。予算の上限をあらかじめ決めておけば、大幅な予算オーバーになることを防げますし、予算オーバーにならないために譲れない設備、機能の優先順位をつけておくことで取捨選択をしやすくなります。

住宅ローン

まとめ

シニア世代にとって、子育て世代で建てた家を建て替え、もしくは住み替えて新築することで、管理がしやすく、70代、80代になっても過ごしやすく快適で安心して暮らせる家を手に入れることができます。その一方で若い頃と同じ感覚で家を設計してしまうと、失敗・後悔してしまう恐れがあります。予算の上限や譲れないポイントを明確にした上でハウスメーカーや工務店、建築士に相談にいきましょう。

夫婦で困っている

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創業は 1958 年、半世紀を超えて地元東三河の公共事業を担ってきました。
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代表 新木正明

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代表 新木正明

伸和建設株式会社 代表取締役社長 新木 正明
創業 昭和33年地元東三河の公共工事を担ってきました。
また戸建て住宅の建築、リフォーム、リノベーションなどの施工実績も多くさせていただいております。
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