予算をできるだけ抑えて外構をおしゃれにしたい！ポイントを解説！

家を建てる際に家本体やインテリアに大部分の予算を使ってしまい、外構にかけられる予算が少なくなってしまうケースは珍しくありません。しかし、外構は家の第一印象や使い勝手を良くするためには重要な場所です。今回の記事では、予算を抑えておしゃれな外構を作るポイントを紹介します。外構のデザインや予算配分に悩んでいる方は参考にしてください。

外構にかける予算の目安はどのくらい？

外構は家の第一印象を決める重要な場所です。また、目隠しや門扉・フェンスは防犯面でも重要になります。特に住宅街や人通りが多い道に面した家の場合、安全かつ快適に暮らすためには、外構に採用する設備やデザインはよく考えて選ぶことをお勧めします。
外構にかける予算の目安は、家全体にかける費用の5％〜10％前後といわれています。2000万円で家を建てるのであれば、おおよそ100万円〜200万円程度になります。しかし、建物へ希望する設備等により、それだけの予算を外構にかけられないケースもあります。

予算を抑えておしゃれな外構を作るポイント

ここでは、予算を抑えておしゃれな外構を作るポイントを紹介します。外構はインテリアや屋内設備同様、かけようと思えばいくらでも費用がかけられます。そのため、希望通りの外構を見積もりすると大幅な予算オーバーになることもあるでしょう。
その一方で、ポイントを抑えれば低予算でも見栄えする外構を作ることができます。

シンプルなデザインにする

外構に使える設備にはさまざまなデザインがあります。一般的に凝ったデザインは値段が高い傾向にあります。例えば、玄関アプローチをタイル張りや石張りにするとそれだけ費用がアップします。一方、砂利などを綺麗に敷いていくことで費用を抑えることができます。門扉やフェンスも同様に、装飾性が高いほうが値段は高くなるでしょう。シンプルなデザインでも組み合わせや配置次第でおしゃれに彩ることができます。住宅会社の担当者と相談してデザインを考えてみましょう。

オープン外構にする

外構には、塀やフェンスで家の周りをぐるりと囲ったクローズド外構、一部だけにフェンスや塀を設置したセミクローズ外構、塀やフェンス、生け垣を使わないオープン外構の3種類があります。
費用をできるだけ抑えたい場合は、オープン外構を選びましょう、フェンスや塀を設置しないだけで大幅な費用の節約になります。住宅街など家がたくさん建ち並んでいる場所では、オープン外構のほうが敷地を有効に使えるメリットがあります。
しかし、車をはじめとする資産価値のあるものを外に置いておく場合、セミオープン外構にしたほうがそれらを守るという視点で言えば安全です。また、道路や隣家に面して大きな窓がある場合は目隠しが必要になるケースもあります。「予算がないのでオープン外構で」とこだわり過ぎず、必要な設備は設置するようにしましょう。

手入れをする時間があるなら生け垣や芝生もおすすめ

生け垣や芝生は塀やフェンス、タイルなどと比べて設置費用を抑えることができます。また、緑はリラックス効果も高いため、落ち着いた雰囲気の外構を作りたい場合もおすすめです。
ただし、生け垣や芝生は定期的な手入れが欠かせません。手入れを怠ると見た目が悪くなったり、近隣の迷惑になることもあります。手入れのために必要な道具や水など、必要な費用を考えると、コンクリートや金属の塀やフェンスを作ったほうが費用を抑えられるという考え方もあります。どちらがライフスタイルに合っているのか家族と話し合ってみましょう。

おしゃれな外構を作るコツ

ここでは、おしゃれな外構を作るコツを紹介します。シンプルなアイテムを使いながらもそっけない印象にならない、そんな外構を探している方はぜひ参考にしてください。

家とテイストを揃える

和風な家に洋風の外構を合わせると、どうしてもちぐはぐな印象になります。全く異なるテイストを組み合わせて統一感のあるおしゃれな空間を作り出した事例もありますが、それには高度なセンスが必要です。基本的にはモダンテイストの家にはモダンテイストの外構を作るというようにテイストを合わせていきましょう。注文住宅の場合は外観込みで設計すると予算を抑えておしゃれな外観を作りやすくなります。

玄関アプローチを中心にデザインする

外構デザインの中心は玄関アプローチです。玄関アプローチのデザインをまず決定して、それに合わせて他の部分をデザインすれば統一感が出ます。玄関アプローチは家の顔ともいえる重要な部分です。どこからデザインすればいいか悩んでいるなら、まずは玄関アプローチのデザインを決めましょう。

まとめ

外構は家の印象、防犯を高めるために重要な場所ですが、家そのものやインテリア、内部設備に比べると後回しにしてしまうことがあります。統一感のあるデザインの外構を作りたい場合は、外構込みで家をデザインしてくれる自由設計の住宅会社に設計を依頼しましょう。また、外構の重要な部分だけ先に作っておき、予算がたまったら設備をつけ足していくという方法もあります。それらも含めて信頼できる住宅会社に相談してみましょう。

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