マイホームを建てたらガーデニングを行いたいと考えている方は多いでしょう。ガーデニングは小さな庭でも行えますが、管理できないといろいろな不具合が起こります。今回の記事では、新築を建てた後に上手にガーデニングを行うコツや注意点を紹介します。
ガーデニングは素敵な草花が楽しめるだけでなく、見る人の心を癒やす効果もあります。素敵な庭を作ってSNSに投稿したいと考えている方もいるでしょう。しかし、ガーデニングを行う際には注意点があります。
ここでは、ガーデニングを行う前に注意すべきポイントを紹介します。
庭をきれいに維持するには定期的なお手入れは欠かせません。ガーデニングを作ったままで放置しておくと、雑草が蔓延(はびこ)り、害虫が発生したりするおそれがあります。一度庭が雑草に覆われてしまうと再びお手入れするのはとても大変です。ガーデニングを行う場合は、自分で手入れできる範囲で行いましょう。
蔓(つる)性植物が茂っている建物は独特な雰囲気があります。ガーデニングの一環として蔓性植物を壁に這わせたいと思う方もいるでしょう。しかし、蔓性植物は、排水溝や雨樋を詰まらせ雨漏りの原因になり、最終的に建物を傷めることになります。蔓性植物をガーデニングで植える場合はお手入れの方法や手段を考えた上で実施してください。
花や樹木の中には匂いが強かったり花粉が多かったりする種類があります。そのような植物には虫が寄りつきやすい種類もあるようです。住宅密集地でガーデニングをする場合、植える草花の種類によっては近隣から苦情が来ることもあるでしょう。植える植物は匂いが少なく、虫が寄りつきにくいものを選ぶようにしましょう。
ここで紹介するのは、初心者でもおしゃれにガーデニングを行うコツです。初心者がしがちな失敗も紹介するので、参考にしてください。
植物がたくさんあるほどお手入れが大変です。また、広いエリアにおいて土をむき出しの状態にしてしまうと雑草が生えやすくなります。はじめてガーデニングに挑戦する場合、まずは小さいエリアから始めましょう。
お手入れのことを考えるのであれば、プランターから始めるのも1つの方法です。プランターのガーデニングならお手入れがとても簡単にできます。ガーデニングはまず小さいエリアから始めて、慣れてきたら広いエリアに挑戦してみましょう。
植物にはお手入れが簡単なものと、定期的に堆肥(たいひ)をあげたり消毒が必要なものがあります。お手入れが大変な植物の一例を挙げると、バラと桜です。どちらも美しい花を咲かせるので人気がありますが、バラは害虫が付きやすい品種が多くトゲがあってお手入れが大変です。桜は花が終わると毛虫が付きやすくなるため、消毒が必要になります。また、桜はうまく育つと大木になるため、剪定も必要です。
特にバラはイングリッシュガーデンを作るには適した植物であり人気もあります。どうしても薔薇を育てたい場合は、植木鉢で育てられるものを選びましょう。
植物の中には繁殖力が強く何もしなくても勝手に増える種類があります。代表例はハーブ類で、中でもミントは根っこの1片(ひとかけ)から再生する場合もあります。繁殖力が強い植物はお手入れが楽な一方、庭を占領する恐れがあるので注意が必要です。
気がついたら、庭が1種類の植物に占領されてしまう場合もあるでしょう。繁殖力が強いハーブ類は植木鉢で育てるのがおすすめです。
ぶどうやキウイ、ブルーベリーなどはガーデニングでも植えられる果樹です。庭が広ければ梅や柿を植えたい方もいるでしょう。しかし、果実のなる樹木はきちんと世話をしないと美味しい実が実りません。また、実がついたまま放っておくと地面に腐り落ちて掃除が大変です。
果実のなる樹木を庭に植えたい場合は、果実の使い道を考えるようにしましょう。なお、梅や桃は花を楽しむ花桃などの種類もお勧めです。
1人でガーデニングの手入れをするのは大変です。ガーデニングを行う場合は、家族にも協力を仰ぎましょう。水やりや草取りを手分けして行うだけで、ガーデニングの維持が楽になります。ガーデニングを行う前に家族で話し合えば協力も仰ぎやすいでしょう。
ガーデニングは最初から広いエリアで始めずに、最初は鉢植えやプランターなど小さなエリアから始めましょう。うまくいったら少しずつエリアを広げて理想の庭を作っていくことをお勧めします。
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