2024年、住宅のガスや電気の価格が高騰していることをご存知でしょうか?住宅エネルギーの選択は、日々の生活の快適さや安全性、そして長期的なコストに大きく影響するため、非常に重要な決断です。ガスにするのか?電気にするのか?ガスであれば、都市ガスにするのか?プロパンガスにするのか?電気とガス併用にするのか?これらの選択によってコストだけではなく、災害への対応策も大きく変わってきます。そこで今回の記事では、新築のエネルギーに関する重要なポイントについて解説します。
新築住宅を計画する際に選択できるエネルギーとは、
・都市ガス
・プロパンガス
・電気
上記3つの項目があり、その中から、「ガスと電気の併用住宅」と「オール電化住宅」の2つの項目を選択することになります。これらの選択には、地震や台風などの災害が頻発する日本において、災害時にどちらがよりレジリエンス効果が高いのかということも重要な要素になります。
プロパンガスは、液化石油ガス(LPG)の一種であり、ボンベやタンクに供給し、敷地内にボンベを配置するスペースを確保する必要があります。個別配送することができるため、都市ガスのように供給するための地域を限定する必要は基本的にはありません。一方、都市ガスを利用する場合は、敷地に面する道路にガスの本管が通っている必要があり、そのガス管を敷地内に引き込むことでエネルギーとして供給することができるようになります。
先ほどお伝えしましたようにプロパンガスはボンベやタンクで供給されるため、プロパンガスを使用するための地域のことを考える必要はありません。一方、都市ガスでは、まだ地域に配管が通っていない場所には供給できませんが、プロパンガスはそのような地域だとしても利用が可能になります。
プロパンガスの場合、建物までの供給側の設備はガス会社のものになるので、供給業者であるプロパンガス会社が設備費用を負担することになります。しかし、都市ガスの場合、供給設備についての工事費用をお客様が負担することになります。さらに、都市ガスは道路に埋設されているガスの本管を掘り起こし、敷地内に引き込む必要があるため、供給設備以外に工事費用が発生します。プロパンガスの供給設備は、ガス会社による工事負担とガス管の工事が不要になるため、都市ガスと比較すると初期費用が比較的低く抑えられます。
プロパンガスの特徴の一つはボンベを個別で配送することができるという点です。その特徴こそが災害が起きた時でも、供給設備の状態によって使用可能な場合もあることや、復旧が早いことがメリットとして挙げられます。仮に地震や災害で供給設備が破損しても、都市ガスや電気に比べ、個別に復旧対応が可能となります。実際に東北大震災などの災害時には全国のプロパンガス会社によるボンベの提供があり、プロパンガスが早期に復旧したことや、非常用のエネルギー源として役立つことが話題となりました。
プロパンガスのデメリットは、ガスボンベを設置する場所を考えた設計をする必要があるということをよく言われます。しかし、オール電化の場合でもエコキュートを設置するスペースを確保しなければならないため、一概にプロパンガスだけのデメリットではありません。
ただし、プロパンガスのボンベを外から見せないようにしたいと考える方には、ボンベを配置する必要のあるプロパンガスはデメリットと言えるでしょう。その場合、間取りを設計する時にボンベを見せないようにする対策を考えておく必要があります。
オール電化住宅とは、家庭内のエネルギーにガスを使用することなく、全て電気で使用する住宅のことです。主なガスとオール電化の設備の違いは、電気温水器(もしくはエコキュート)やIHクッキングヒーターになります。
ガスを使用することがないため、毎月の料金を電気代のみで管理することができます。電力会社は、スマホで料金を管理することができる会社が多いため、常に使用状況を確認できます。一方、プロパンガス会社は、大手企業だけではなく地域密着のプロパンガス販売店が多く、その場合、ガス料金をスマホで確認するなどのコンテンツを利用できない場合があります。
オール電化住宅は火を利用することがないため火災のリスクが低いと言われますがオール電化住宅には漏電のリスクがありますので、一概にオール電化住宅は安全性が高いとは言えません。
しかし、小さなお子様がいる家庭では、オール電化住宅であれば目を離した隙にコンロの火をつけてしまうなどのリスクは無くなります。
オール電化住宅は初期費用が高くなることあります。IHクッキングヒーターやエコキュートはガスコンロやガス給湯器と比べイニシャルコストが高くなります。さらにこれまで利用していた住まいがオール電化住宅ではない場合、IHクッキングヒーター対応の調理器具に買い替える必要があるため、それらの購入費用が必要になります。
オール電化住宅とは、家庭内のエネルギーにガスを使用することなく、全て電気で使用する住宅であるため、停電が起こってしまうと全ての設備を使用することができなくなります。災害が起こった場合、これは大きなリスクであると言えます。
一方、プロパンガスの場合、ガスコンロに電池式タイプを選択していれば、供給設備が破損してしまわない限り、電気がなくても火を利用することができます。
災害時のレジリエンス効果の視点から見ると、プロパンガスと電気を採用した住宅はメリットが高いと言えます。
一方、管理の利便性という視点では、オール電化住宅が優れています。
新築において使用するエネルギーを選択する時に重要視する点は、メリット・デメリット、そして予算との兼ね合いを把握して最適なエネルギーを選ぶようにしましょう。
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