
「家を建てたい」と思って動き始めたのに、なぜか話がスムーズに進まない。年収や勤続年数には問題がなく、共働きで家計も安定しているはずなのに住宅ローンの借入金額が思ったより伸びない。そんなご相談が最近とても増えています。
詳しく話を伺っていくと、原因として浮かび上がってくるのが「車の買い方」です。特に残クレ(残価設定クレジット)でファミリーカーを購入している家庭では、本人が気づかないうちに住宅ローンの選択肢を狭めてしまっているケースが多いのです。
残クレ自体が悪い仕組みというわけではありません。ただし、家づくりと同時期に考える場合には、相性をきちんと理解しておかないと「こんなはずじゃなかった」と後悔につながりやすいのも事実です。
この記事では、残クレの仕組みを整理したうえで、なぜ住宅ローンを圧迫しやすいのか、そして家を建てたい方が取るべき現実的な対策についてわかりやすく解説していきます。
残クレという言葉は聞いたことがあっても、具体的な仕組みまで正確に理解している方は意外と多くありません。
月々の支払いが抑えられる点ばかりが強調されがちですが、実際には「どこまでが借入で、どこからが将来の負担なのか」を整理しておくことがとても大切です。
特に家づくりを考え始めた段階では、車の支払いを「生活費の一部」として捉えてしまい、将来の資金計画との関係を深く考えないまま進んでしまうことがあります。
残クレの基本的な構造をあらためて押さえておくだけで月々の支払いだけに引っ張られず、家計全体の中で冷静に判断しやすくなります。
残クレが家計に与える影響は日々の生活の中ではあまり実感できるものではありません。しかし、住宅ローンの審査という「第三者の視点」が入った瞬間、その見え方は大きく変わります。
ここでは、金融機関がどのような考え方で残クレを評価しているのかを整理しながら、なぜ「月々は払えているのに借りられない」という状況が起きるのかを解説していきます。
住宅ローンの審査で重視されるのは、「月々いくら払っているか」ではなく、「年収に対してどれだけの返済負担があるか」です。これを返済負担率と呼びます。
残クレの場合、月々の支払いは少なく見えますが、金融機関はそこだけを評価するわけではありません。将来、残価分を一括で支払う可能性や再ローンになる可能性も含めて「まだ返済が終わっていない借入」として見られます。
そのため、本人が思っている以上に借入額が大きく評価されてしまうことがあります。
通常のマイカーローンは、借入額と返済期間が明確で完済までの道筋がはっきりしています。一方、残クレは契約満了時にどの選択をするかによって家計への影響が大きく変わります。
金融機関から見ると、将来の支払いが確定していない借入は「リスクが読みづらい」と判断されやすく、その分、審査が慎重になる傾向があります。
この違いが、残クレのほうが住宅ローンで不利になりやすい理由の一つです。
残クレは、コンパクトカーよりもファミリーカーとの組み合わせで問題が表面化しやすい傾向があります。理由は単純で、車両価格が高く、月々の支払い額も大きくなるからです。
日常生活では「必要な出費」として受け止められるファミリーカーの支払いが、住宅ローンにどのような影響を与えるのか、具体的な数字感を交えながら確認していきます。
最近のファミリーカーは安全装備や快適装備が充実している分、車両価格が高くなっています。
ミニバンやSUVでは、オプションを含めると400万円前後になることも珍しくありません。加えて、近年は半導体不足や原材料価格の上昇により、以前と同じ感覚で車を選ぶと予算を大きく超えてしまうこともあります。
残クレを利用しても月々の支払いが5〜7万円程度になるケースは多く、さらにボーナス払いを併用している場合、実質的な負担はさらに大きくなります。
ボーナス時の支出は普段の家計管理から意識的に外れやすく、気づかないうちに年間の固定費が膨らんでしまう点にも注意が必要です。
例えば、車に月6万円を支払っている場合、その金額は住宅ローンに換算すると数千万円分の返済余力に相当することがあります。これは、金融機関が住宅ローンを長期間にわたる返済として評価するため、毎月の固定支出が与える影響が想像以上に大きくなるからです。
「今は払えている」という感覚と「住宅ローンとして借りられるかどうか」は別物と考えましょう。
家計としては問題なく回っているつもりでも審査上は返済余力が少ないと判断されてしまいます。車の支払いが重くなるほど、住宅ローンに回せる余力は確実に減っていきます。
残クレは「賢い買い方」「今の時代に合った仕組み」として紹介されることが多く、一見するととても合理的に見えます。しかし、その評価はどの視点で見るかによって大きく変わります。
プロモーションで語られやすいメリットと実際の家計や住宅計画の中で見えてくる現実との違いを整理して、本当にお得と言えるのかを冷静に考えていくことが大切です。
そして、残クレのメリットとしてよく挙げられるポイントが「契約満了時に売却して残価を完済し、新車に乗り換えられる」という点です。確かに、条件が揃えばそのような流れになることもあります。
しかし実際には、走行距離の超過や小さな傷、モデルチェンジによる市場価値の変動などにより、想定していた残価を下回ることがあります。その場合、差額を現金で支払ったり、次のローンに上乗せしたりする必要が出てきます。
結果として、残価分を再ローンで支払い、同じ車に乗り続ける方も多く見られます。
ここまで読んで「残クレがあると家づくりは難しいのでは」と不安に感じた方もいるかもしれません。ただし、残クレがあるからといって、必ずしも家づくりを諦める必要はありません。大切なことは、順番と考え方を間違えないことです。
ここでは、家を建てたい方が現実的に取ることのできる対策を優先度の高いものから順にご紹介します。
家づくりを始める前に、住宅ローンの事前審査を受けておきましょう。
残クレの評価方法は金融機関によって異なるため、早めに数字を把握しておくことで無理のない計画を立てやすくなります。
事前に審査を受けておけば、土地や建物の予算を現実的な範囲で考えやすくなり、打ち合わせの途中で計画を大きく修正するリスクも減らすことができます。
状況によっては残クレを完済したり、借入を整理したりすることで住宅ローンの選択肢が大きく広がる場合があります。特に返済負担率がギリギリの場合、車の借入を見直すだけで審査結果が大きく変わります。
家を建てた後ではなく、資金計画を立てる初期段階で検討しておくことが無理のない家づくりにつながります。
残クレの満了時期と住宅ローンの返済開始が重なると家計への負担が一気に増えます。
住宅ローンの返済に加えて、車の再ローンや買い替え費用が同時に発生すると、想定していた生活費や貯蓄計画に大きな影響が生じます。
車と家、それぞれの大きな支出が重ならないよう、あらかじめ時期を意識して調整しておくことが家計を安定させるうえで大切なことです。
残クレだけでなく、通常ローンや中古車という選択肢も含めて比較してみることで家計を安定させやすい選択が見えてきます。
借入の仕組みが単純であればあるほど、将来の返済計画や家計管理が見通しやすくなるため、住宅ローンとのバランスも取りやすくなります。
特に家づくりを優先したい時期はシンプルな借入が安心につながるでしょう。
残クレがあるからといって必ずしも家を建てられないわけではありません。ただし、仕組みを知らないまま進めてしまうと、思わぬところで選択肢が狭くなってしまうことがあります。
家づくりで大切なことは、「判断を後回しにしないこと」です。
車と住宅、どちらも大きな買い物だからこそ、全体のバランスを見ながら、早めに情報を整理して進めていきましょう。
私たちぽんたのいえは、「ただ家が売れればいい」とは思っていません。
創業は 1958 年、半世紀を超えて地元東三河の公共事業を担ってきました。
私たちがみなさまと共に作り上げてきた街。
住まわれている⽅が笑顔になるよう想いを乗せてお仕事をしてきました。
今ぽんたのいえで、⼾建のお家を建てているその理由も同じです。
『みなさまに笑顔で暮らしていただくため』
笑顔で暮らす、これほど素敵な毎⽇はありません。
⼀緒に夢の家づくりを始めましょう。
ぽんたのいえ3つのポイント
①ローコスト住宅なのに新築⾃由設計
②ローコストなのに安⼼で安全な適正施⼯期間
③建てた後の安⼼なアフターメンテナンス対応
ご相談お待ちしております。
ご連絡先
フリーダイヤル 0120-56-3948 (受付時間: 10:00~18:00)
お問い合わせフォーム
https://ponta-house.net/contact.php