電気代は場合によって、新築に暮らすようになってから高くなるケースがあります。今回の記事では、電気代を節約する方法についてお伝えします。
新築住宅で暮らすようになったときに電気代が上がる原因は、以下の通りです。
・電気料金が高いプランになる
・照明の数が増えている
・家族構成の変化
新築を建てるにあたって多くの場合、電気料金のプランが変わります。基本的に新築はアパートなどの集合住宅と比べて部屋数が多くなり、照明やコンセントの数が増えるため、突然ブレーカーが落ちることがないように以前よりも高いアンペア数で電力会社と契約します。電気料金には「基本料金」が含まれており、アンペア数が高いほど、その基本料金が高くなります。
しかし、基本料金は高くなってしまいますが、照明やコンセントの数が増えていますので、一度に使用する電気量を想定しますと、ブレーカーが落ちやすくなってしまうようなアンペア数に安易に下げることはお勧めしません。
新築を建てる際に気を付けたいのが、照明の数です。廊下が広い間取りやデッドスペースが多く存在する間取りの場合、照明を少なくしてしまうと、その空間の隅が若干暗く感じてしまうことがあり、それを理由にダウンライトなどの視界を遮らない照明をいくつか設置して対策することがあります。素敵な空間になることは否定しませんが、廊下やデッドスペースをできるだけ作らない間取りと比べますと、照明を設置した数だけ、初期コストや買い替えのコスト、さらに電気代が高くなります。
新築を計画する際には、できるだけ廊下やデッドスペースを作らず、合理的な間取りにすることをお勧めします。
新築に住んだ後に家族構成が変化することによって電気代が高くなるケースがあります。
・新しく赤ちゃんが生まれてパートナーが家で過ごす時間が増える
・ワンちゃん、ネコちゃんを家族に迎える
このように家族構成が変化すると、自宅の滞在時間が増えますので、電気の使用量が増えます。新しい家族が快適に暮らせるようにするためには、夏と冬の日中にエアコンを稼働させる時間が増え、その分の電気料金が上がることがあります。
新築住宅を建てる際に覚えておきたい電気代の節約方法は、以下の通りです。
・契約する電力会社のプランを比較する
・LEDにする
・新しい家電に買い替える
毎月の電気料金を安く抑えるために、契約する電力会社のプランを比較することが大切です。2016年4月に行われた法律の改正により電力の小売りが全面自由化され、多くの企業が電力の販売に参入できるようになりました。
電気代の算出方法は電力会社によって大きく違うため、単価が低い料金プランを選ぶことで電気料金が抑えられる可能性があります。
近年ではガスやスマホ代、ネット回線などの料金とセットで割引してくれるケースもあるので、料金プランをしっかりと比較することが大切です。
LEDは基本的に白熱電球と比較して消費電力量が約5分の1まで抑えられるため、効率良く消費電力を抑えることができます。新築を建てる際に、以前使用していた照明を新築に取り付けることがありますが、その際には全ての電球をLEDにするようにしましょう。
新築へ引っ越しをする際に、今使っている家電を新居でも使おうと決めている方も多いのではないでしょうか?なるべく費用を抑えたいと思うかもしれませんが、電気料金の節約や新しい多機能による使いやすさの観点から見れば、家電を新しく購入することを視野に入れても良いでしょう。
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