新築を計画する際に多くの方は住宅ローンを利用して建築費用を捻出します。しかし、5年程前からウッドショックや設備・建材の高騰が原因で建築費用がそれ以前よりも大幅に上がっています。それだけでなく建築以外の物価高騰により生活が困窮する中で、「新築の購入のタイミング」について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回の記事では、住宅ローンの歴史から読み解く、家を建てるべきタイミングについてお伝えします。
住宅ローンという家を購入するための融資が始まったのは明治時代からだと言われております。日清戦争が終わり、経済が活況してきた時代であり、人々の新築への意識が高まってきた時でした。しかし現在(2024年)と同様、建築費用を現金一括で購入できた人は少なく、多くの方は個人金融業者から借りて建築費用を捻出していました。その中で返済が滞り、貸し倒れを起こしてしまう人が後を立たず、社会問題になっていたそうです。
1896年(明治29年)、現在のみずほ銀行を創設した財閥によって「東京建物(とうきょうたてもの)」が設立され、住宅を購入するための支払いにおいて割賦(かっぷ)販売を初めて実行されました。1897年(明治30年)に掲載された東京日日新聞(とうきょうにちにちしんぶん)の紙面広告によると、返済期間は5年以上15年以内と定められており、これが日本の住宅ローンの原型と言われているそうです。
1945年(昭和20年)に第二次世界大戦が終了すると、戦後の焼け野原の中で公的な住宅ローンが始まります。それが、住宅金融公庫であり、現在フラットを扱っている住宅金融支援機構の前身となります。住宅金融公庫が創設されたのは、1950年(昭和25年)。これにより公的な貸付制度が開始されます。高度経済成長期の中、鉄道が発展し、首都圏を中心に多くの「ベッドタウン」が開発されました。この昭和期には「家を買って一人前」という考えが定着するまでに至りました。
2024年現在の住宅ローン金利を見ると、ネット銀行の最も低い金利は0.29%です。この金利水準は住宅ローン史上過去最安値を記録しています。ただしこれは金利優遇後の金利であり、実際の店頭金利・審査金利は2.475%となります。
現在と比較して住宅ローン金利のピーク時は約8%でした。住宅ローンは1990年に向けて8%を超えるところまで上がっていきます。しかしバブルが崩壊し、経済が不況になるにつれて金利は下がっていき、
1995年頃には約2%のところまで下降を続けます。しかし、この頃には金利優遇という制度はありませんでした。金利優遇という制度が始まったのは1990年代後半から、当時は1%程度の優遇措置が認められていました。
今から10年〜15年ほど前、住宅ローンの金利は、
・フラット(全期間固定金利)は3%
・民間の金融機関10年固定はおよそ2%
・変動金利は1.2~3%
(金利優遇措置後の金利です)
上記の金利で当時は「安い」と評判になり、不景気の中、消費税8%への増税も重なり建築ラッシュが相次ぎました。
変動金利を比較しますと、
・10年前の金利:1.2~3%
・2024年現在の金利(ネット銀行以外):0.6〜0.7%
(金利優遇措置後の金利です)
この10年間で0.6%〜0.7%金利は下がっています。住宅ローンの動向を見て、家を購入するタイミングを考えるとなると過去最低の今、建てるべき時ではないでしょうか?
住宅ローンだけを見れば今が「お得に返済できるタイミング」であると言えますが、家を購入するベストのタイミングは各家庭によって変わります。将来の収入と支出、子供の教育や成長過程にかかる費用、夫婦の年齢などを考えた結果、今がベストなタイミングではない場合もあります。最適な時期は、あなたに寄り添って家づくりを進めてくれる住宅会社の担当者とともに答えを見つけていくと良いでしょう。
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