快適なマイホーム生活には間取りの考え方がとても重要になってきます。間取りは土地の形状も関係してくるため、土地をこれから探す方は建物の間取りのことも視野に入れて土地探しをしなくてはいけません。そこで、今回の記事では失敗しないマイホームの間取りの考え方のポイントをお伝えします。
間取りを考える時の手順を見ていきましょう。
①家族の要望をまとめる
②土地の形や周辺環境を知る
③間取りをゾーニングする
それぞれの手順について解説していきます。
家での過ごし方は家庭ごとによって違いますよね。まず間取りを考える前にどんな風に過ごしたいのか、家族にヒアリングをして要望をまとめましょう。そして、今住んでいる家の不満点も聞くことを忘れてはいけません。これからの理想と現在の悪い点を箇条書きにしておくと打ち合わせがスムーズに進みます。
SNSや工務店・ハウスメーカーのホームページなどから、自分がイメージする家の間取り図や写真を探しておくことで、家族とのイメージの共有もしやすくなります。そして、要望が集まったら次は優先順位をつけていきます。優先順位をつける際には、家で過ごす時間が長い人の意見を優先するのが良いでしょう。
次に、お持ちの土地、もしくは購入予定の土地の形状や周辺環境を知り、どんな住環境が合うのかを考えてみましょう。
敷地の形や方位、道路や隣家との位置関係、日当たりや風通し、法規制などを確認することでどこに家を配置するか、駐車場をどのくらい確保すれば良いのかが見えてきます。
例えば、人通りの多い道路に面した土地の場合、外からの視線が気にならないように中庭を設けてそこから日当たりや風通しを確保するようにすると同時にプライバシーを確保することもできます。
ゾーニングとは、LDKやトイレ・浴室などのスペースをざっくりと考えて配置し、間取りを計画していくことです。
ゾーニングは、建物の外から考えてから室内を考えるのがポイントです。まずは、調べた土地の形や周辺環境の情報を元に、駐車場をどこに何台止められるようにしたいか、庭はどのくらい確保したいかなどについて考えていきましょう。
屋外のゾーニングを先に行うことで、建物全体の輪郭が見えてきます。建物の輪郭が見えてきたら、玄関を配置し、家族が集まる空間であるLDKを決めます。その後、水回りの位置を決めて、寝室・子供部屋などの居室を決めていけば、大まかな間取りのゾーニングは完了です。
ここからは間取りを考える時のポイントを見ていきましょう。
・様々な動線を意識する
・収納量を考える
・玄関の位置を考える
・生活音に配慮する
・光や風を意識する
・家具の配置を考える
・コンセントの位置を考える
・おしゃれな吹き抜けやリビング階段にはデメリットがあることを把握する
・将来を見据えた間取りを考える
それぞれのポイントについて解説していきます。
間取りを考える際に重要なのが「動線」です。
動線とは、空間と空間を移動する時の人の動きのことをいい、動線にはいくつか種類が存在します。
・炊事・洗濯・掃除などの家事全般の動きを表す「家事動線」
・リビングからトイレやお風呂など、家事以外の動きを表す「生活動線」
・お客様を招き入れた時の動きを表す「来客動線」
・朝起きて仕事や学校へ出かけるまでの「通勤動線」
・トイレや浴室への移動を表す「衛生動線」
これらの動線を意識して間取りを考えることで、住み心地の良い住空間ができます。ただ、全ての動線を短くすることはできないため優先順位をつけることが大切です。
注文住宅で多い失敗の中で特に多いのが、収納の量です。部屋の広さにばかり気を取られて、収納スペースを十分に確保できていなかったり、収納スペースを作ったが使いにくかったという声が失敗例としてあるようです。
収納スペースを考える際には、家族の持ち物をしっかりと把握して、間取りにあるスペースだけで収納量が足りるかどうかを家族で検討しましょう。
玄関の位置は、間取りを決める上でも非常に重要です。
敷地にどのように道路が接しているのかを考え、道路から玄関までの動線を考えましょう。駐車場から玄関までの距離が近ければ、買い物で大荷物になった時にも移動が少なくて負担も軽減できます。また、玄関にシューズクロークや土間収納が欲しい場合は、玄関を広めに設計する必要があります。
近くに線路や交通量の多い道路がある場合、寝室の配置を工夫しなければなりません。
また、水回りの近くに寝室を配置すると排水の音が気になる可能性があります。
リビングの近くにトイレを配置した場合にも同じことが言えるでしょう。
音が気にならないように、水回りと寝室は少し距離を置いて配置するなどの工夫が必要です。
日当たりや風通しは、実際に現地へ訪れて確認してみましょう。
朝・昼・夕方と、それぞれの時間帯でどのように日があたるのか、隣家の影がどのようにかかるのかを確認し、窓の配置などを考えます。西日が当たると眩しくなりすぎる可能性もあるので、西日の入り方もしっかりと確認しておきましょう。
風通しを良くするなら、1つの部屋に2方向の窓を設けるようにしてください。また、フロア全体や上下階でも風が抜けるように、階段の最も高いところに小さな窓を設けて、風の通り道を作るのもおすすめです。
家具や家電をどのように配置したいか、今持っている家具のサイズを測って図面に書き込んでいきましょう。
家具・家電を置いたことで、移動がしづらくなるようなら間取りを再検討するか、新しく家具・家電を購入することも視野に入れる必要があります。
注文住宅での失敗の中で、コンセントの位置や数で失敗したという方がいるそうです。家具やテレビの設置場所だけでなく、キッチン家電を使う場所や携帯電話の充電スペースをどこにするかなども具体的に考えて決めるようにしましょう。
収納の中にもコンセントを設けておけば、充電式の家電製品に使うことができます。
吹き抜けやリビング階段はおしゃれですがいくつかデメリットがあります。
吹き抜けは、空間を縦に広く見せて開放感のある空間作りをすることができます。また、吹き抜けに窓を設置すれば日当たりの良い部屋にすることも可能です。しかし、空間が広くなるとその分エアコンの効率が悪くなり電気代が上がるというデメリットがあります。
リビング階段は、家族が帰宅したら必ずリビングを通る生活動線ができるため、家族のコミュニケーションが取りやすくなるというメリットがあります。
アイアンでできたスケルトン階段にすれば、おしゃれなリビング階段の設置が可能です。ただ、階段下がデッドスペースになったり、キッチンの匂いや音が階段を通じて上に登っていくなどのデメリットもあります。
おしゃれな空間作りをしたい方には、吹き抜けもリビング階段もおすすめですが、デメリットも知った上で、マイホームに取り入れるかを検討しましょう。
高齢になってからも住みやすい家にすることは大切です。例えば、階段に手すりをつけたり、車椅子が通れる幅を確保した廊下を作っておくのも良いでしょう。
他にも極力段差の少ない家にするのもおすすめです。
将来足腰が弱くなった時を考慮して、ホームエレベーターを設置できるように間取りを設計しておくという方法もあります。
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