【2026年最新版】スマホ・Wi-Fi・イヤホン時代のコンセント計画|新築で後悔しない配置と数の考え方

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【2026年最新版】スマホ・Wi-Fi・イヤホン時代のコンセント計画|新築で後悔しない配置と数の考え方

新築の打ち合わせでは、間取りや外観、キッチンやお風呂の仕様には時間をかけるのに、コンセント計画は最後に短時間で決まってしまうことがあります。しかし、実際に住み始めてから「ここに欲しかった」「数はあるのに使いにくい」「延長コードだらけになった」と感じやすいのがコンセントです。
特に2026年の家づくりでは、昔よりも電気を使う場所が増えています。スマホ、タブレット、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ノートパソコン、Wi-Fiルーター、ロボット掃除機、電動歯ブラシ、見守りカメラ、スマートロック、宅配ボックス、電動自転車など、充電や常時給電が必要な機器は年々増えています。さらにこれからは、EV・PHEVの充電、自宅内のネットワーク機器、スマートホーム機器の普及も進んでいくと考えられます。
つまり、今のコンセント計画は「家電のため」だけでは足りません。これからの暮らしを支える配線計画として考えることが大切です。数だけ多くしても、家具で隠れたり、使いたい高さに無かったりすると、暮らしやすさにはつながりません。逆に、必要な場所に必要な回路と高さで計画できれば、住んでからのストレスを大きく減らせます。
この記事では、コンセントの基本から、配置と数の考え方、2026年のデジタル機器に合わせた計画のポイント、そしてこれから増えそうな設備まで含めて、わかりやすく整理していきます。家づくりをこれから始める家庭にも、すでに間取りを検討中の家族にも、後悔を減らす判断材料として読んでいただければと思います。

そもそもコンセント計画は、なぜそこまで重要なのでしょうか

コンセントは、完成後に「やっぱりここへ追加してください」と簡単に直せる部分ではありません。壁を開ける工事が必要になったり、見た目を損ねたり、追加費用がかかったりするため、設計段階でどこまで先回りできるかがとても重要になります。

しかも困るのは、コンセントが無いケースだけではありません。実際には「数はあるのに使いにくい」「ソファやベッドで隠れる」「配線が横断して危ない」「充電器を家族で取り合う」といった、位置と使い方のズレによる不満が多く見られます。家づくりでは設備そのものに目が向きやすいのですが、毎日何度も使う細かな動作の積み重ねこそ、住み心地を左右します。

そのため、コンセント計画は単なる設備決めではなく、暮らし方の設計そのものです。家事をどこで行うのか、子どもがどこで勉強するのか、スマホをどこで充電するのか、掃除機やロボット掃除機をどこに置くのか、夜にどの照明を使うのかまで想像しながら決めていく必要があります。

家づくり全体の進め方から整理したい方は、先にこちらもあわせてご覧ください。

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コンセントは「数」よりも「位置」と「高さ」で差が出ます

よく「コンセントは全部で何個あれば足りますか?」というご相談をいただきます。もちろん総数は大切ですが、それ以上に大切なことは、どこに・どの高さで・何のために付けるかです。

たとえば床付近にたくさん付けても、机の上でノートパソコンやプリンターを使うなら抜き差しがしにくくなります。逆に、立って使うキッチン家電は高めの位置の方が扱いやすくなります。リビングでも、テレビ裏・ソファ横・カウンター付近・収納内では、必要な高さも役割も変わります。

さらに、今は家具の配置が固定ではありません。子ども部屋は成長で使い方が変わりますし、リビングも模様替えをすることがあります。そこで最近は、部屋の四隅を基本にしながら、必要な場所へ追加する考え方が注目されています。将来レイアウトが変わっても対応しやすく、使えないコンセントを減らしやすいからです。

コンセント

まず押さえたい、基本の高さと回路の考え方

一般的な居室では、コンセントの高さは床から25〜30cm前後が標準です。一方で、キッチンや洗面では100〜110cm前後、ワークスペースでは60〜70cm前後が使いやすいことがあります。つまり、家中すべて同じ高さにするのではなく、使う場面に合わせて変える方が暮らしに合いやすくなります。

また、コンセントの見た目だけでなく、回路の考え方も大切です。電子レンジ、炊飯器、ケトル、ドライヤー、エアコン、食洗機、EV充電設備などは消費電力が大きく、専用回路が必要になります。見た目の数だけ増やしても、使い方に対して回路が不足していると不便さや不安につながります。

特に今後は、屋外コンセントや200V電源の検討が早い段階から必要になる家庭も増えていきます。電動自転車や高圧洗浄機程度であれば一般的な屋外コンセントで足りることもありますが、EV・PHEVの充電まで見据えるなら、最初から別の考え方が必要です。

悩む女性

2026年の家づくりで増えているデジタル機器とは

コンセント計画が難しくなっている理由の一つは、家庭内のデジタル機器が増え続けていることです。以前はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの大型家電が中心でした。しかし今は、それに加えて「小さな充電機器」が家のあちこちに散らばるようになりました。

スマホはもちろん、タブレット、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ゲーム機、モバイルバッテリー、見守りカメラ、スマートスピーカー、ロボット掃除機、電動歯ブラシ、美顔器など、ひとつひとつは小型でも、充電場所は確実に必要です。しかも家族全員が複数台ずつ持つ時代なので、昔より“ひと部屋あたりの必要口数”は増えやすくなっています。

さらに、Wi-FiルーターやONU、メッシュWi-Fiの中継機など、ネットワーク機器も住まいの快適性に直結する設備になりました。テレワーク、動画視聴、ゲーム、学習用タブレット、防犯カメラ、スマート家電を安定して使うには、ネット環境の置き場所と電源が欠かせません。

今すでに想定しておきたいデジタル機器

2026年時点で、コンセント計画に影響しやすい機器はかなりはっきりしています。まず外せないのが、スマホとタブレットです。寝室で充電したい方、リビングで使いたい方、ダイニング学習で使う家庭など、使う場所が一か所に固定されません。

次に、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチのような小型充電機器です。これらはアダプターが増えやすく、気付くとコンセントまわりがごちゃつきやすい傾向があります。洗面台まわりでは電動歯ブラシや美容家電も重なりやすく、想像以上に口数が必要になります。

また、Wi-Fiルーター・ONU・メッシュWi-Fi・NAS・プリンターなど、ネットワーク関連の機器は一か所に集まりやすいので、2口では足りないことがあります。将来の機器追加まで見込んで、4口以上や収納内の換気も含めて考えると安心です。

デジタル機器

これから増える可能性が高い機器もあります

これから先を考えると、まず注目したいのがEV・PHEVです。世界的にも家庭用充電の比重は今後大きいと見込まれており、今はまだ車の買い替え予定がなくても、将来の選択肢として消えてはいません。現時点で設置しないとしても、屋外の電源計画や分電盤まわりの余白を意識しておくと、後の工事負担を抑えられます。

次に増えやすいのが、スマートロック、宅配ボックス、屋外カメラ、センサーライト、見守り機器などの防犯・見守り系設備です。共働きの家庭やネット通販の利用が多い家庭では、玄関まわりの電源計画の重要性が上がっています。

そのほか、健康機器やウェルネス機器、空気質センサー、スマート家電、家庭用蓄電池と連動する設備なども、今後の住まいに入ってきやすい分野です。将来の機器を一つひとつ言い当てることはできませんが、「小さな充電機器は増える」「通信機器は増える」「屋外で電源が欲しくなる場面は増える」という流れは押さえておきたいところです。

IoT機器

新築で失敗しにくいコンセント配置の考え方

ここからは、実際にどのように配置を考えると後悔を減らしやすいのかを整理していきます。大切なのは、部屋名だけで決めないことです。「リビングに何個」「寝室に何個」と機械的に決めるのではなく、その場所で誰が何をするのかまで具体的に想像することがポイントになります。

同じリビングでも、テレビを見る場所、スマホを充電しながらくつろぐ場所、子どもがタブレット学習をする場所、扇風機や加湿器を置く場所では必要な位置が違います。つまり、部屋単位ではなく“行動単位”で見る方が失敗しにくくなります。

関連して、間取り全体との相性もとても重要です。こちらの記事も、考え方の整理に役立ちます。

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リビング・ダイニングは「家族それぞれの充電場所」を想定します

リビングは家族みんなが使う空間なので、最もコンセント不足が起こりやすい場所です。テレビ裏だけ手厚くしても、実際にはソファ横、カウンター付近、ダイニング近くにも欲しくなります。スマホの充電、ノートパソコン、加湿器、扇風機、掃除機、季節家電などが重なるからです。

おすすめなのは、部屋の四隅を基本にしつつ、テレビ裏、ソファ横、ダイニング付近、収納内を追加で検討する方法です。リビング収納の中に充電コーナーを設ければ、見た目を乱しにくく、タブレットやイヤホンもまとめやすくなります。

共働きで家事も仕事も同時進行になりやすい家庭では、リビングの使い方がより複雑になります。暮らし方のイメージを広げたい方は、こちらも参考になります。

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リビング

寝室は「ベッドの両側」と「将来の変化」を見ます

寝室は、スマホ充電だけを考えて片側だけに付けてしまうことがありますが、実際には両側にあった方が使いやすいケースが多くあります。夫婦で別々に充電することもありますし、ベッドの向きが将来変わる可能性もあるからです。

また、スマートウォッチ、加湿器、読書灯、空気清浄機など、寝室で使う機器は少しずつ増えています。USB付きコンセントは便利ですが、規格の変化が早いため、埋め込み型だけに頼り切らず、一般的なコンセントも横に確保しておく方が安心です。

寝室

ワークスペースと子ども部屋は「机上の高さ」が重要です

在宅ワークや子どもの学習環境では、床近くのコンセントだけだと不便を感じます。ノートパソコン、モニター、プリンター、デスクライト、ルーター中継機、学習用タブレットなどが重なることもあるため、机の高さに近い位置にも設けておくと使いやすくなります。

特に子ども部屋は、最初は小さなお部屋でも、将来は勉強・趣味・充電機器の置き場として役割が変わっていきます。今の年齢だけではなく、10年後の使い方まで想像しておくことが大切です。

ワークスペース

洗面・玄関・収納は忘れやすいのに、満足度差が出ます

洗面台まわりは、ドライヤーだけを想定してしまうと足りなくなりやすい場所です。電動歯ブラシ、シェーバー、美容家電、衣類スチーマーなどを使う家庭では、複数口が欲しくなります。

玄関では、掃除機、電動自転車のバッテリー、宅配ボックス、屋外カメラ、センサーライトなど、以前よりも必要性が高まっています。収納内のコンセントも、コードレス掃除機やルーター類、モバイル機器の一時置き場として役立ちます。

さらに、夜の動線まで見ておくと、足元灯や間接照明の使い方も整理しやすくなります。

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洗面室

コンセント数は何個あれば足りるのでしょうか

コンセントの総数は、家の広さだけでは決まりません。家族の人数、共働きかどうか、在宅ワークの有無、子どもの人数、ネット環境への依存度、屋外設備の考え方によって変わります。そのため「30坪なら何個」と一律に断言するのは難しいでしょう。

ただし、今の暮らしを見る限り、以前より多めに見ておく方が後悔は少なくなります。とくに問題になるのは、総数不足よりも“偏り”です。リビングだけ足りない、洗面だけ少ない、玄関まわりを忘れた、収納内がゼロだった、というケースがよくあります。

数を決めるときは「部屋数」ではなく「使う場面数」で考えます

おすすめなのは、部屋ごとに数を割り振るのではなく、暮らしの場面を書き出す方法です。たとえば「ソファで充電」「ダイニングで学習」「寝室で両側充電」「洗面で美容家電」「玄関で掃除機」「収納でルーター」「外で高圧洗浄機」といった具合です。

この書き出しをしていくと、同じ部屋の中でも必要な場所が複数あることに気付きます。逆に、ほとんど使わない場所に付け過ぎていることも見えてきます。数を増やす前に、使い方を見える化することが大切です。

考える女性

USB付きコンセントだけで安心しない方がいい理由

最近はUSB付きコンセントも人気があります。たしかにスマホやイヤホンの充電には便利です。ただし、充電規格や端子の流れは変わりやすく、将来の機器にぴったり合うとは限りません。

そのため、固定のUSBポートを多用しすぎるよりも、一般的なコンセントをしっかり確保し、必要に応じて充電器を入れ替えられる考え方の方が柔軟です。特に長く住む家では、「今便利」だけではなく「10年後も困りにくいか」を見ておきたいところです。

USB付きコンセント

2026年以降の家づくりで入れておきたい視点

最後に、これからの家づくりで意識しておきたいのは、コンセントを単体で見ないことです。ネット環境、防犯、屋外設備、将来の車、家事動線までつながっています。つまり、間取り・設備・配線を別々に考えるのではなく、まとめて組み立てることが必要です。

たとえば、防犯カメラやスマートロックを使うなら玄関や外まわりの電源が必要になりますし、在宅ワークや学習環境を整えるなら通信機器の置き場も重要になります。土地条件や外構計画によっても必要な場所は変わります。

防犯まで含めて住まい全体を見直したい方は、こちらもあわせてご覧ください。

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コンセント計画で後悔を減らすチェックポイント

・スマホは家族全員がどこで充電するか
・Wi-Fiルーター、ONU、中継機をどこへ置くか
・ロボット掃除機やコードレス掃除機の定位置はどこか
・洗面で使う美容家電や電動歯ブラシは何台あるか
・玄関まわりで使う機器や将来の宅配ボックスを考えているか
・屋外コンセントを何に使う予定か
・将来EVやPHEVに乗り換える可能性があるか
・子ども部屋の将来の学習環境まで見ているか
・USB付きコンセントに頼りすぎていないか
・家具で隠れる位置になっていないか

チェックポイント

まとめ

コンセント計画は、目立たないようでいて、住み始めてからの満足度を大きく左右する部分です。2026年の家づくりでは、スマホやタブレットだけでなく、Wi-Fi環境、小型充電機器、ロボット掃除機、防犯設備、電動自転車、将来のEVまで見据えて考えることが大切です。

ポイントは、数だけで判断しないことです。必要な場所に、必要な高さで、将来の変化も見ながら配置していくことで、延長コードに頼りにくい暮らしへつながります。家づくりの打ち合わせでは後回しになりやすい項目ですが、だからこそ早めに整理しておく価値があります。

間取りや設備を決める前後で迷われている方は、ご家庭ごとの暮らし方に合わせて一緒に整理してみましょう。住んでから「こうしておけばよかった」と思いやすい部分だからこそ、計画段階で丁寧に見ておくことをおすすめします。

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②〖2025年以降注目〗「共働き夫婦×時短設計」の家づくりとは?

③〖2025年最新版〗後悔しない「土地+間取り」の考え方|新城・豊川編

④〖新築計画の盲点〗夜の家を快適にする動線・視界・照明チェック

⑤新城市・豊川市・豊橋市の住宅防犯設計|角地・旗竿地など土地条件で変わる“狙われない家”のつくり方

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代表 新木正明

伸和建設株式会社 代表取締役社長 新木 正明
創業 昭和33年地元東三河の公共工事を担ってきました。
また戸建て住宅の建築、リフォーム、リノベーションなどの施工実績も多くさせていただいております。
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