敷地の環境や条件によって、主な生活空間(LDKや水回り)を2階に計画することがあります。そのことを「2階リビング」と呼びます。今回の記事では、2階リビングを計画する際に知っておいた方が良いメリットとデメリットについてお伝えします。
・敷地の周囲に建物が密集していて採光が取りづらい
・車が趣味でガレージ付住宅を計画している
・通行人や近隣の視線からプライバシーを保ちたい
このような敷地の環境や条件、ご要望によって2階リビングを計画することがあります。2階リビングは、1階に主な生活空間を設けた場合と比較すると、ライフスタイルに大きな違いがあります。完成後にやり直しはできないため(高額なリフォーム費用が必要になる)、計画段階でしっかりとメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
2階リビングのメリットをご紹介します。
通常1階にあるLDKには、上に2階と屋根が乗っています。その重さに耐えられる柱や壁を用意する必要がありますが、2階リビングの上には屋根のみになりますので、構造上の制限が1階リビングよりも有利になります。そのため、大空間を作りやすいメリットがあります。
1階に主な生活空間を配置するよりも2階リビングの方が、日当たりがよく、日照時間も長くなります。
2階リビングは、上に屋根が乗っているため、勾配天井にして、天井が高く開放的な空間を作りやすい特徴があります。
1階に主な生活空間を配置した場合、冬に暖房をつけていない状態で室温を計ると15度〜18度の室温になります。2階リビングの場合、1階の15度〜18度の室温の暖気が2階へ上がってきますので、1階に比べて足元が暖かくなるメリットがあります。
1階に生活空間を配置した場合は、基本的に周囲の建物が見えますが、2階リビングでは、外の景色を遠くまで見渡せるメリットがあります。
2階リビングのデメリットをご紹介します。
一日中、一度もリビングへ行かないという日は無いでしょう。2階リビングの場合、リビングに向かうには階段を上がる必要があります。高齢になればなるほど階段の上り下りは大変になります。2階リビングを計画した際には、対応策を考えておく必要があります。例えば、足腰が悪くなってくることをイメージして、将来の対策として1階をリフォームしてミニキッチンを置くことができるスペースを考えたプランニングをしてみてはどうでしょうか?
洗濯物は水分を吸っているため、通常の衣類と比較するととても重たくなります。そのため、1階に洗濯機を置いて、2階のベランダに干すとなると、とても重労働になります(1階に生活空間を配置していても同じ現象になりますね)。
1階に洗濯機を配置するのであれば、お庭に物干しスペースを確保することで階段の上り下りがなく、シンプルな動線になります。2階に洗濯機を配置する場合は、ベランダに衣類を干すと良いですね。もしくは衣類乾燥機を設置しても良いと思います。
生活空間が2階に配置されているため、家族の帰宅に気がつきにくい点が挙げられます。お子様が帰宅された際に、そのまま1階のお部屋に入ってしまった場合、帰宅したことに気がつかないこともあります。気になる方は、夫婦の寝室は1階に配置して、お子様のお部屋は2階にしてはいかがでしょうか?その場合、お風呂や洗面脱衣室、書斎、収納室などは1階に配置を検討しても良いかと思います。
2階リビングを設計すると、多くはキッチンやお風呂、洗面、トイレが2階にあります。すると、排水は2階から1階に流れていきますので、1階の寝室で寝ている時に、家族が水回りを使用すると、排水の音が聞こえる可能性があります。2階リビングは、夜勤のお仕事をされていたり、音が気になる方はあまりお勧めできません。
2階リビングで2階に水回りを設置する場合、2階専用の設備に変更する必要があります。設備を支える専用の架台や木材の追加、水圧の高い給湯器、配管の防音設備などが必要になり、コストが高くなります。2階に設備を検討される方はコスト面も把握しながら選択することをお勧めします。
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